認知症の兆し

家族の介護が必要となる認知症という症状

あれっ?なんかおかしいな?

 

早めに気づいていれば

早めに病院に受診していれば症状の悪化を防ぐことができます

今回は認知症の初期の症状に気づくポイントについてお話します

①何度も同じことを言ったり、聞いたりする

あれっ?って思いますね

さっき言ったのに、また聞くの?

しかしその時「さっきも言ったでしょ!」

と怒ってはダメです

周囲の人の対応を工夫することも重要です

初めての質問に答えるような態度で接しましょう

 

②ものの名前が出て来なくなる

特に人の名前

顔はわかるんだけど、名前が思い出せない。

よくあります

会った人の名前が思い出せないのではなく、会ったこと自体を忘れてしまうこともあります

 

③慣れてよく知っている場所で道に迷ってしまう

時間や場所の感覚が曖昧になってしまうことも多いようです

朝なのに夕方だと思ったり、今自分がいる場所がわからなくなったりします

 

④好きだったことに無関心になる

趣味のことをやらなくなったり、気力の低下に注意が必要です

 

⑤置き忘れやしまい忘れが目立つ

以前はちゃんとしまっていたのに、出しっ放しが多くなってきたなぁと感じたら注意です

 

⑥「財布を盗まれた」などと騒ぐ

大切なものがなくなった、誰かに盗んだ、人を疑ったりします

 

⑦毎日していた日課をしなくなる

料理の仕方や味付け、調理器具の使い方がわからなくなってしまうこともあります

料理も単調になり同じおかずしか作れなくなってしまいます

 

⑧暴言を吐いたり、怒りっぽくなる

 

⑨夜中に急に起き出して騒ぐ

外に出て行ってしまうこともあります

 

⑩複雑なドラマが理解できなくなる

 

①から⑩まで3つ以上当てはまる場合は専門医に相談した方が良いそうです

 

また

長期の過度なアルコール摂取は脳を萎縮させ、認知症の悪化を早めます

糖尿病や高血圧症などの生活習慣病も、認知症になりやすい要因です

認知症になってしまった後でも、生活習慣病の治療をすると、

認知症の進行を遅らせるというデータもあるそうなので

積極的に治療を進めましょう

 

認知症の悪化、早期発見のために

認知症の兆しに築いてあげましょう!

(2014年10月の中日新聞を参考にしました)