デイサービスの使命

「独りぼっちなんだ、俺。

あそこに行っても…」

かつて自らが提唱したデイサービスで

”つまんない”と。

「死んでいくときはどうしよう。

どんな気持ちで死んでいくかしら

家族の為にデイサービスに行っているから

僕が死ねば喜ぶかな」

「ショートステイやデイサービスではなく

僕はあのゴチャゴチャした戦場(仕事場)に帰りたい!

落ち着くんだ」

認知症研究の第一人者の長谷川医師が

認知症になられ

テレビ番組の中でこのようなことをおっしゃっていました

 

そんな

デイサービスの使命とは

 

介護が必要な状態になっても

その方のできる可能な限りの能力に応じて

自立した日常生活を営むことができるように

必要な日常生活上の世話や

機能訓練を行うことにより

利用者が社会的孤立感の解消ができる

 

心身の機能の維持ができる

ならびに利用者家族の

身体および精神的負担の軽減を図るものでなくてはならない

 

とても重くきちんとしないと

私たち介護従事者は思います

 

しかし

一番大切なことって

簡単に言うと

笑っていくこと

笑いのパワーってすごいですものね

 

そうです

余分なものが認知症になるとはぎ取られていく

楽しいことは楽しい

不安なことは

心配するけど心配する気づきがない

 

最後に

先生、認知症になったら見る景色はどんなですか?と聞きました

「認知症になっても

見える景色は変わらない」

 

デイサービスの使命・役割について考えてみました