料理が最近できなくなってきた

これまでできていたことが加齢につれてできなくなるのは、脳の機能の低下を表していて、認知症ないしその端緒の影響の方が大きいと思われるそうです。

料理は女性は長年続けていることもありますが、既に認知症になっていても、そこそこできている場合があります。(しかし料理内容は既に普通ではなくなっていることも多い。)

例えばFTD(前頭側頭型認知症)では、同じ料理ばかり作るようになるそうです。料理がワンパターン化するのです。例えば味噌汁の具も変えない。つまりずぼらというか、細かい配慮は喪失しているけど、今までの惰性で料理だけは作れているのです。FTDでは嗜好にも変化が起き、毎日同じ甘いお菓子を飽きもせず食べ続けたりする。

認知症が進んでいても料理を作ろうとする行動は危険で、火災の原因になる。つまり、このような場合は、家族が一時も目が離せないので、家では面倒がみられない、留守中に家に置いておけない状態になります。

冬に多発 ノロウイルス食中毒

ノロウイルスとは

感染力が強く、感染後24〜48時間で腹痛や嘔吐、下痢、微熱などの症状が出る。

1、2日で治るが、子供やお年寄りは重症化する場合もある。

人の小腸でのみ増殖し、増えたウイルスは便として排泄されると、下水を経て河川に流れ、

海に至る。

牡蠣などの二枚貝が、プランクトンに含まれるウイルスを摂取。

汚染された貝を加熱せずに食べると、

人に感染し再び増殖する。

ワクチンはなく、感染した場合は対症療法しかない。

2018年 2月13日 中日新聞より

人の小腸でしか増殖しないし、人を介した感染がほとんどであるというノロウイルス

特にこの時期、手洗いが重要です

そして十分な食品の加熱

感染の全体の8割は、感染した人が調理をして汚染された食品を食べることで起こるそうです

 

人から人への感染があることに気をつけます

便や飛沫で感染するため

集団での場では手洗いを欠かさずしましょう

 

 

 

 

自分や家族がインフルエンザにかかったら

猛威ふるうインフルエンザ

 

様々なウイルスが存在する中で

私たちも様々な対処予防法に務めています

 

今年もまた例年のようにインフルエンザが猛威をふるっています

かからないためのワクチン接種もそろそろ効力が下がってきている頃

かかってしまわないように、

うがい、手洗いは行ってますか?と自問、実行しつつも

もし、かかってしまった時は

①早めの受診

②睡眠を十分にとる

③室内を50〜60%に加湿し暖房も使う

④不織布等のマスクを使う

⑤できれば家族とは別の部屋で寝る

など別の家族の人に移らないようにもします

なお学校保健安全法施行規則では

「発症後5日、かつ解熱後2日(幼児は3日)経過するまで

出席停止とされています。

もちろん理由は熱が下がってもしばらくは感染力があるからです。

くも膜下出血とは

脳卒中の一つで、脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)の破裂で起こる。

後遺症は、記憶障害や失語などの症状が出る高次脳機能障害や、

半身まひなど。

厚生労働省の調査によると、2014年10月時点で、

脳卒中で治療中の患者は117万9000人で、

このうち、くも膜下出血は4万2000人。

 

 

アルツハイマー病

アルツハイマー病は

認知症の一種で、生活に支障が出るほど記憶力が低下したり、
今日の日付や自分のいる場所がわからなくなったりする進行性の病気。
20年以上かけて脳に異常なタンパク質が蓄積し、
神経細胞が減って発症に至る。
高齢の認知症患者は国内で500万人以上、
2025年には約700万人に達する見込みで、
アルツハイマー病はその6割以上を占める。
発症後に進行を遅らせる薬はあるが、
完全に治す方法はない。
運動し、頭を使うことが予防につながるとされる。

 

そのアルツハイマー病が…

わずかな量の血液で、

認知症の一種であるアルツハイマー病の原因物質が、

脳に蓄積しているかどうかを調べられる検査法を開発したと、

国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)や島津製作所(京都市)などのチームが

31日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

2018年2月1日(木)中日新聞より抜粋

意味性認知症とは

認知症の約1割を占める前頭側頭型認知症は、
前頭葉や側頭葉など脳の前方に病変を有するいくつかの疾患を含んだ
概念です。
その一病型である意味性認知症についての説明です。

意味性認知症の一番の特徴は、言葉の意味がわからなくなることです。
例えば「利き手はどちらですか?」と尋ねると、
「キキテってなんですか?」と答えます。
単語を正しく聞き取ることはできますが、その言葉の意味がわからなくなります。
このような症状は「語義失語」と呼ばれす。アルツハイマー病の方は物の名前が思い出せないことがありますが、
ヒントがあれば思い出すことができますし、答えを聞くと納得します。
 しかし意味性認知症の方は、正しい答えを教えられても、あたかも初めて聞く言葉のような反応をされます。
「生年月日」「つまようじ」「彫刻刀」など普段あまり使わない言葉の意味が最初に失われます。
また「海老」を「かいろう」、「団子」を「だんし」、「七夕」を「しちゆう」とよも間違える表層性失読と呼ばれる症状も見られます。

軽度者向け介護

市区町村が手がける軽度者向け介護サービスが
多くの自治体で運営が厳しくなっているという
報道が先日ありました。

先日訪問した際に、
やはりケアマネジャーさんも困っていました。
「支援の方(軽度の介護の方)で
サービスが切れてしまう人みえます
法令上は6が月たてば
また手続きをしたらサービスが受けられるんですが
ある別の方で
その間に亡くなってしまった人がいます
近所の人がご自宅でたった一人で
しかも数日前に亡くなっているのを
見つけたそうです」

支援の方にあったサービス、
支援の方だからこそのサービスの変わるなにか
支援の方が介護にならないための何かしらの活動

あるケアマネジャーさんのお声でした

タブレットで「認知症のテスト」

認知症の人とその家族の人が、認知症を疑う変化に気付いてから医療機関を受診するまでにかかった期間は約平均9.5ヶ月。
そこから確定診断までに平均6ヶ月かかっていたことが分かったらしいです。

認知症でないかしらと心配が頭をよぎってもこれといった確証はないし、本人を説得して病院に連れていくのは
難しいし…

こんな場合タブレット端末を使ってゲーム感覚でできる認知症機能テストがあるそうです。