料理が最近できなくなってきた

これまでできていたことが加齢につれてできなくなるのは、脳の機能の低下を表していて、認知症ないしその端緒の影響の方が大きいと思われるそうです。

料理は女性は長年続けていることもありますが、既に認知症になっていても、そこそこできている場合があります。(しかし料理内容は既に普通ではなくなっていることも多い。)

例えばFTD(前頭側頭型認知症)では、同じ料理ばかり作るようになるそうです。料理がワンパターン化するのです。例えば味噌汁の具も変えない。つまりずぼらというか、細かい配慮は喪失しているけど、今までの惰性で料理だけは作れているのです。FTDでは嗜好にも変化が起き、毎日同じ甘いお菓子を飽きもせず食べ続けたりする。

認知症が進んでいても料理を作ろうとする行動は危険で、火災の原因になる。つまり、このような場合は、家族が一時も目が離せないので、家では面倒がみられない、留守中に家に置いておけない状態になります。